減塩や禁煙など生活習慣の改善を!
高血圧の約90%は、原因不明の本態性高血圧だといわれています。
この本態性高血圧の人は、日常生活の改善が大切です。
とくに塩分のとりすぎや運動不足、肥満などを解消することが、症状の悪化を防ぐ最善の治療法といえます。
自己判断で治療をやめない!
降圧剤の服用を勝手に中止したり、自己判断で治療をやめる人がいます。
自覚症状はなくても、かえって身体に負担がかかることがあるので、必ず医師の指示に従いましょう。
食卓に食塩を置かない、しょうゆ、ソースは小皿にとって使用する。
酢やレモン、香味野菜で味にアクセントを。
外食は塩分の少ない献立を。麺類の汁は残す。
外出時(とくに冬季)には衣類の調節で保温を。
朝の洗顔は冷水を避ける。
トイレや風呂場の脱衣所も保温し、入浴はぬるめの湯にゆっくりと。(40℃程度)
便秘対策をする。(排便時のいきみは血圧の急上昇を招きます)
なるべく禁煙することを推奨します。
アルコールもとりすぎないように注意し、ほどほどに。
一日のストレスはその日のうちに解消を。
趣味や交際などで生活にアクセントを。
散歩、ラジオ体操などの軽い運動で気分転換、肥満防止に。
家庭で測る時は、医師や看護師さんに血圧計の正しい使い方を指導してもらいましょう。